高速起動Linux® / Android™ BSP

組込み機器の起動時間を最大限短縮

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組込み機器において、LinuxやAndroidといった汎用OSの採用が増加していますが、起動時間がかかるという課題があります。特に車載機器(IVI、カーナビゲーション、ドライバーモニター等)では、電源が入った時点からの起動(コールドブート)の性能が求められます
例えば、車載のリアビューカメラは、法規制で定められた起動時間をクリアする必要があり(KT法:リアビューカメラの表示は2秒以内)、起動時間の短縮は必要不可欠です。また、産業/FA分野やOA分野においては、IoT産業の発展によりネットワークに接続される機器の数が増加の一途をたどっており、OSの導入によって様々な機器の起動の高速化が求められてきております
当社の高速起動BSPは、独自の高速化技術(カーネルローダー方式)により、様々な組込み機器に応じた最適な起動性能を引き出すためのソリューションをご提案します。
カーネルローダー方式は、通常の逐次読み込み、逐次実行する方式で、ファイルシステムの更新が容易であり、リセット状態から起動するため起動性能が安定します。また、デバイスの状態変更に対応が容易で、最小限のストレージで実現が可能です。

対象機器(例)


カーナビゲーション

ディスプレイ
オーディオ

ネットワークカメラ
AIカメラ

デジタルカメラ

ドライバーモニター

ドライブレコーダー

業務用/学習用
タブレット端末

IoT機器

私たちのお役立ち


●高速起動ライブラリの提供
   - 起動時間の法規制に対応
   - ハードウェア制約を考慮した、複数の起動方式に対応可能
     Linux®起動:2秒以下 /Android™起動:10秒以下

電源ONから Android™ Home表示までの起動時間イメージ

Androidのカーネルローダー方式の起動時間イメージ

スペック


対応表
対応OS:Linux(debian、Ubuntu等 Kernel Ver.3以降)、Android(Ver.9以降)
対応SoC:ARM社CortexシリーズCPUCore搭載の各社SoC(Telechips,
NXP,Renesas,Mediatek,Amballera等)

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※ BSP(Board Support Package)は、特定のハードウェア プラットホーム上でOSを実行できるようにする
 ソフトウェアパッケージを意味します。